東京計器、前期経常を27％上方修正

　東京計器 <7721> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の13.3億円→16.9億円(前の期は19.2億円)に27.1％上方修正し、減益率が30.9％減→12.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.5億円→20.1億円(前年同期は16.9億円)に21.8％増額し、一転して19.0％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期の連結業績予想につきましては、３月27日に公表しました業績予想に対し、売上高については、前回発表を若干上回る見込みとなりました。　利益については、原油、原材料、及び半導体等の価格高騰の影響を受けたものの、第４四半期に売上が増加した船舶港湾機器事業、防衛・通信機器事業、及びその他の事業において、前回発表より原価率が好転したことに加え、販売費及び一般管理費の減少が見込まれることから、営業利益（39.4%の増益）、経常利益（27.1%の増益）、及び親会社株主に帰属する当期純利益（50.0%の増益）が、それぞれ前回発表を上回る見込みとなりました。　なお、2023年３月期の配当につきましては、期初の予定を維持しまして、１株当たり普通配当30円を実施する予定です。※上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値とは異なる結果となる可能性があります。