シグマ光機、今期経常を10％下方修正

　シグマ光機 <7713> [東証Ｓ] が5月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期の連結経常利益を従来予想の14億円→12.6億円(前期は16.9億円)に10.0％下方修正し、減益率が17.2％減→25.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.5億円→5.1億円(前年同期は7.7億円)に21.2％減額し、減益率が15.0％減→33.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループにおいては、高付加価値製品の販売及び継続的な生産性向上等に注力いたしましたが、原材料などの外部調達価格やエネルギー価格が高止まっていること、及び海外の一部地域における需要鈍化による製品セグメント別売上構成比率が変化したこと等により、前年同期比で売上総利益率が低下いたしました。また、一般管理費及び持続的な事業拡大に向けた販売促進費や旅費交通費等がそれぞれ増加したこと等により、営業利益及び経常利益が前年同期比で減少することとなりました。加えて、特別損失（災害による損失）を連結決算及び個別決算において計上することとなったため、前回発表しました業績予想を下回る見通しとなりました。