―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 霞ヶ関C <3498>
21年8月期の連結経常利益は前の期比5.8倍の10.3億円に伸び、22年8月期も前期比44.6%増の15億円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 シグマ光機 <7713>
22年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3.8億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の5.7億円に対する進捗率は66.7%に達し、5年平均の43.8%も上回った。
★No.3 トシンG <2761>
22年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比31.1%増の5億円に拡大したが、通期計画の23.9億円に対する進捗率は21.1%となり、5年平均の21.9%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3498> 霞ヶ関C 東M +39.29 10/ 6 本決算 44.65
<7713> シグマ光機 JQ +9.86 10/ 7 1Q 136.02
<2761> トシンG JQ +3.09 10/ 1 1Q 31.09
<3907> シリコンスタ 東M +0.90 10/ 5 3Q 赤転
<2789> カルラ JQ +0.47 10/ 5 上期 赤縮
<8287> MV西日本 東2 +0.44 10/ 6 上期 -17.86
<8198> MV東海 東2 +0.39 10/ 6 上期 -16.87
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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