過熱感が強い
1月中旬から同社株は市場の注目を集めており、直近2日連続でストップ高をつけています。
直近発表の第3四半期決算では、
売上高13億6800万円(前年同期比-43.6%)
営業利益-3億1000万円(前年同期1億3600万円)
四半期純利益9400万円(前年同期比+17.9%)
と大幅な減収となっています。
主力製品である画像処理外観検査装置の市場環境が悪化しており、受注が減少していることが主な要因です。同社はこの状況が今後も継続すると見込んでおり、2月21日に棚卸資産の評価減約2億2000万円の計上を発表しています。また、国内拠点見直しのために京都工場を閉鎖しており、同社の業績に不透明感が残る展開となっています。
3月15日に同社株は一時ストップ高をつけましたが、後場から売られ、前日比-1.16%の426円で引けています。そのため一旦は利益確定の局面だと考えます。
また、RSI(9日)が79.48%と過熱感が残っており、この水準での買いは控えたいと判断しました。