決算マイナス・インパクト銘柄 … ハイデ日高、オークワ、ＮａＩＴＯ (12月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月22日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　大光 <3160>
　17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比9.4％減の2.8億円に減り、通期計画の7.8億円に対する進捗率は36.0％にとどまったものの、5年平均の31.1％を上回った。

▲No.3　タキヒヨー <9982>
　17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比35.2％減の16.4億円に落ち込んだが、通期計画の14億円に対する進捗率が117.1％とすでに上回り、さらに5年平均の97.3％も超えた。

▲No.4　ＮａＩＴＯ <7624>
　17年2月期の連結経常利益を従来予想の8.2億円→6.9億円(前期は7.9億円)に15.9％下方修正し、一転して13.3％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8217> オークワ 　　　東１　　 -2.51 　 12/26　　　3Q　　　　2.40
<3160> 大光 　　　　　東２　　 -2.49 　 12/26　　上期　　　 -9.35
<9982> タキヒヨー 　　東１　　 -0.66 　 12/26　　　3Q　　　-35.15
<7624> ＮａＩＴＯ 　　ＪＱ　　 -0.66 　 12/26　　　3Q　　　-11.88
<7611> ハイデ日高 　　東１　　 -0.11 　 12/26　　　3Q　　　　5.02

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース