決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 三菱商、ＪＲ西日本、ダイキン (8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　イリソ電子 <6908>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比71.8％増の20.7億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は83.0％に達し、5年平均の50.9％も上回った。

★No.2　イマジカＧ <6879>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上し、通期計画の33億円に対する進捗率は9.3％となった。

★No.3　飯野海 <9119>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→121億円(前期は94.3億円)に72.9％上方修正し、一転して28.3％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6908> イリソ電子 　　東Ｐ 　 +21.13 　　8/ 2　　　1Q　　　 71.83
<6879> イマジカＧ 　　東Ｐ 　 +14.89 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<9119> 飯野海 　　　　東Ｐ 　 +13.79 　　8/ 2　　　1Q　　　332.97
<8136> サンリオ 　　　東Ｐ 　 +11.20 　　8/ 2　　　1Q　　 2362.75
<4041> 日曹達 　　　　東Ｐ　　 +5.37 　　8/ 2　　　1Q　　　224.37

<2871> ニチレイ 　　　東Ｐ　　 +4.76 　　8/ 2　　　1Q　　　 -4.33
<2768> 双日 　　　　　東Ｐ　　 +4.75 　　8/ 2　　　1Q　　　160.79
<7609> ダイトロン 　　東Ｐ　　 +4.49 　　8/ 2　　上期　　　 40.91
<6718> アイホン 　　　東Ｐ　　 +4.39 　　8/ 2　　　1Q　　　-33.29
<4062> イビデン 　　　東Ｐ　　 +3.59 　　8/ 2　　　1Q　　　 26.02

<9021> ＪＲ西日本 　　東Ｐ　　 +3.55 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<2229> カルビー 　　　東Ｐ　　 +2.78 　　8/ 2　　　1Q　　　 -1.12
<8174> 日ガス 　　　　東Ｐ　　 +2.72 　　8/ 2　　　1Q　　　 48.93
<2212> 山パン 　　　　東Ｐ　　 +2.68 　　8/ 2　　上期　　　 24.42
<8058> 三菱商 　　　　東Ｐ　　 +2.36 　　8/ 2　　　1Q　　　198.37

<3941> レンゴー 　　　東Ｐ　　 +1.55 　　8/ 2　　　1Q　　　-27.85
<6486> イーグル工 　　東Ｐ　　 +1.17 　　8/ 2　　　1Q　　　　8.24
<8566> リコーリース 　東Ｐ　　 +1.12 　　8/ 2　　　1Q　　　 25.73
<6367> ダイキン 　　　東Ｐ　　 +0.80 　　8/ 2　　　1Q　　　 -2.10

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース