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期間
理由
Uアローズ、4月既存店は前年比2.2%増収、天候不順打ち返す
ユナイテッドアローズが7日の引け後に発表した10年4月の売上概況で、既存店売上高は前年同月比2.2%増と5カ月連続のプラスとなった。既存店の客数は1.7%増と2カ月ぶりに増加、客単価は0.6%減少した。ジャケットや長袖シャツの売れ行きが良く、低気温による夏物商品へのマイナス影響を補った。通販部門も14.5%増と好調で、既存店売上高の伸び率を約1ポイント押し上げた。
会社側は11年3月期の既存店売上高について前期比横ばいから微増を見込むとみられ、4月は好調なスタートが切られた格好だ。同社の既存店売上高が5カ月連続で前年実績を上回るのは、06年12月-07年6月にかけ7カ月連続増収を記録して以来のこと。
6日までに明らかとなった競合各社の4月既存店実績は、天候不順もあり軒並み厳しい内容だった。ファーストリテイリングの展開する国内ユニクロ事業が前年同月比12.4%減、しまむら(10年3月21日-4月20日の実績)が9.3%減となるなど、デフレ局面で「勝ち組」とされてきた企業の不振が目立った。「低価格衣料への消費志向が弱まる一方、Uアローズのような比較的単価の高い商品を扱う専門店が人気を取り戻している」(準大手証券)とする見方も一部である。
また、Uアローズは会社側の改善姿勢も足元の好調に反映されている。10年3月期から、過剰気味だった従来の仕入れ方針を一新するなどマーチャンダイジング(商品戦略)の適正化に取り組んでおり、4月の季節はずれの寒さについても、防寒性の高い春物商品の拡充といった方策で機敏に対応した。「景気回復は万全ではない」(計画企画室)とみるが、厳しい環境のなかでも着実に存在感を高めている。
7日のUアローズの株価は、全体相場が軟調に推移するなかで逆行高となり年初来高値を更新した。月次売上の発表を引け後に控え、期待感も買い材料となったようだ。半面、ファーストリテは売り込まれ、一時1年7カ月ぶりに1万3000円を割り込むなど値動きも明暗を分けた。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
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