会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億5700万円→6200万円(前年同期は3800万円)に75.9%減額し、増益率が6.8倍→63.2%増に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当期は国内事業における脱オークションをかかげ利益率の高い中古車販売に特化した営業施策へ転換を図り、生産性の向上及び効率性の追求をしてまいりました。その結果、第2四半期より徐々にその効果があらわれ、顧客販売においては昨年を上回る販売台数となり、概ね予想通りの売上進捗となる見込であり、下期においては利益面で大幅な改善となり黒字計上となる見込です。 しかしながら、海外におけるグローバルインターネットプラットフォームでの輸出販売の売上台数が想定の70%程度となりました。特に、当期より始めた左ハンドル圏諸外国へ向けた新規プロモーションやシステム改良にかけた経費を上回る利益が確保できなかったことから、第1四半期での赤字を一掃するまでには至りませんでした。また、上記1の通り「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、収益性の低下が見込まれる一部の店舗およびシステム等の固定資産を、当期末において特別損失として計上することとなり、前回発表した各利益の業績予想を大幅に下回る見込となりました。 今後、国内事業においては、引き続き中古車販売に特化し、大型販売店の出展戦略やAIの活用などにより、より一層の生産性の向上と利益率の高い小売販売の強化を進めてまいります。海外事業においては、平成30年10月26日付当社ニュースリリースでお知らせいたしました新華錦集団有限公司との戦略合作意向書の締結、ならびに平成31年3月26日付プレスリリースでお知らせいたしました新華錦集団有限公司のグループ会社である山東新華錦国際株式有限公司と中国国内における合弁会社設立にむけた基本合意書の締結により中国での自動車等の輸出入事業について具体的な協議をすすめ、中古車を中国国内から海外へ輸出する新たな物流事業へ参入し、流通システムの構築、グローバルインターネットプラットフォーム等のシステム改修および開発を行う予定です。 また、従来の日本国内からの輸出事業についても一層強化をしてまいります。(注)上記に記載いたしました予想数値は、現時点において入手可能な情報に基づいて算出したものであり、既知、未知のリスクや不確定要素の要因により、実際の業績は上記予想と異なる可能性があります。
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