万世電機、今期最終を一転16％減益に下方修正

　萬世電機 <7565> [東証Ｓ] が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比14.7％増の3億1300万円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の5億3000万円→3億3000万円(前期は3億9500万円)に37.7％下方修正し、一転して16.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億9100万円の黒字→900万円の赤字(前年同期は2億0800万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は2600万円の赤字(前年同期は8600万円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の2.5％→4.6％に改善した。

株探ニュース