安楽亭、前期経常を68％上方修正

　安楽亭 <7562> [東証２] が5月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の1億9000万円→3億2000万円(前の期は1億7100万円)に68.4％上方修正し、増益率が11.1％増→87.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3300万円→1億6300万円(前年同期は4600万円)に4.9倍増額し、一転して3.5倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）個別業績予想修正の理由　　平成30年３月期の売上高につきましては、客数の回復スピードが想定よりも緩やかにとどまったことに加え、直営店のＦＣ店転換、営業時間短縮の影響により、当初予想を下回っておりましたが、平成30年２月のテレビ放映等の影響により、第４四半期間における売上高が堅調に推移したことから、前回公表予想を上回る見込みであります。利益面では、上記売上高の増加に加え、全社的な経費の削減が進んだことから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに予想を上回る見込みであります。なお、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失を、また、当社子会社である安楽亭ベトナム有限責任会社につきまして同社株式の実質価額が低下したため、株式評価損を計上する見込みであります。（２）連結業績予想修正の理由主に、個別業績予想の修正に伴って修正するものであります。特別損益の計上について（１） 特別利益１．受取保険金（連結・個別） 39百万円２．固定資産売却益（連結・個別） 13百万円（２） 特別損失１．関係会社株式評価損（連結・個別） 59百万円２．減損損失（連結・個別）　　　 27百万円３．固定資産除却損（連結・個別）　 14百万円４．賃貸借契約解約損（連結・個別） 11百万円５．その他特別損失（連結・個別） 10百万円