大田花き、前期経常を一転59％減益に下方修正

　大田花き <7555> [ＪＱ] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の1億9300万円→4800万円(前の期は1億1800万円)に75.1％下方修正し、一転して59.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億7000万円→2500万円(前年同期は1億0600万円)に85.3％減額し、一転して76.4％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回の発表予想時点では、足元での業績と傾向から予想を達成する見込みでした。しかしながら、11月中旬以降、10月までの長い高値基調への反動もあり相場が低迷し、12月の暖冬など天候要因で出荷時期が予定より早まったりと3月のお彼岸まで需要期での売上を伸ばすことが出来ませんでした。ようやく3月後半に卒業式や送別会関連の需要で花き類も活発に動きましたが、売上は前年度並みにとどまり予想を大幅に下回る見通しとなりました。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、物流の効率化、省力化を推進しコスト削減に努め発生経費を予想どおりに抑えたものの、大幅な売上減をカバーできずに、それぞれ前回発表を下回る見通しとなりました。※上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。