―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月27日から28日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 NaITO <7624>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比38.6%減の1.3億円に落ち込み、通期計画の8億円に対する進捗率は16.5%にとどまり、5年平均の29.5%も下回った。
▲No.2 ピックルス <2925>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比48.6%減の6.9億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の18.1億円に対する進捗率は38.6%にとどまり、5年平均の49.8%も下回った。
▲No.4 銚子丸 <3075>
22年5月期の経常利益(非連結)は前の期比94.2%増の16.7億円に拡大したが、23年5月期は前期比77.2%減の3.8億円に大きく落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7624> NaITO 東S -4.47 6/28 1Q -38.60
<2925> ピックルス 東P -2.89 6/28 1Q -48.64
<2742> ハローズ 東P -1.43 6/28 1Q 9.38
<3075> 銚子丸 東S -0.81 6/28 本決算 -77.18
<7514> ヒマラヤ 東P -0.60 6/28 3Q 7.12
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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