スズデン、今期経常を一転7％増益に上方修正・最高益、配当も21円増額

　スズデン <7480> [東証Ｓ] が9月22日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の29.9億円→36.1億円(前期は33.6億円)に20.7％上方修正し、一転して7.2％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の15.2億円→23.3億円(前年同期は13.1億円)に53.3％上方修正し、増益率が15.4％増→76.9％増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の55円→76円(前年同期は25円)に大幅増額し、年間配当は132円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の主力販売先であるお客様の生産活動は足元では好調に推移しており、売上・利益共に前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、半導体製造装置関連メーカーにおいて今後の見通しについては不透明な状況にあります。

　２０２３年３月期の配当予想につきましては、配当性向８０％を配当総額の基準とする当社の配当方針に則り、年間配当予想を１株当たり１１１円から１３２円（中間配当７６円、期末配当５６円）に修正いたします。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績等は様々な要因により変動する場合があります。今後、何らかの変化がある場合には、適切に開示して参ります。