スズデン、前期経常を29％上方修正、配当も4円増額

　スズデン <7480> が4月23日後場(14:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→15.5億円(前の期は16.2億円)に29.2％上方修正し、減益率が26.2％減→4.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.7億円→8.2億円(前年同期は8.5億円)に73.1％増額し、減益率が44.2％減→3.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の68円→72円(前の期は70円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　半導体需要の増加により半導体製造装置関連メーカーの生産が引き続き好調に推移したことに加えて、電気機器・電子部品・産業機械業界において、第４四半期にかけて設備投資や生産活動が当初予想以上に伸びたことにより、売上・利益ともに前回発表予想を上回る見込みとなりました。

　　当社は、事業拡大と業績向上を通じて、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題と位置づけるとともに、財務の健全性を維持しながら、資本効率を高めていく方針です。　２０２１年３月期の期末配当金につきましては、通期連結業績予想を上方修正したことおよび今後の事業展開等を総合的に勘案し、１株当たり５４円といたします。この結果、２０２１年３月期の年間配当金は７２円となる予定であります。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。