長らく横ばいを続ける株価推移に乾坤一擲の投資妙味
時価総額:10.64億円
PER:34.31倍
PBR: 0.47倍
独立系で自動車用補修部品卸大手。ガソリンスタンド向け主力で出光以外の石油元売りと代行店契約を結ぶ。地域の大手部品卸業者と業務提携を行っている。連結子会社のムラキ・エージェンシーの事業継続を断念し、コア事業のドミナント戦略を強化。
業績面は5/13の決算発表によると事前の修正予想を上回り大幅増益での着地となった前期実績の一方、今期は減収減益の見込み。利益率が低いため少しの数字のブレで変化率が大きくなりやすいが、概ね横ばいとみられる。気になるのは最終利益が減損を計上した前期を下回る点か。
株価は昨年末の急落から資金が抜け落ちているのが鮮明で、緩やかな下落トレンドを続けている。あわせて信用買い残も減少傾向を辿っており、底練りで材料待ちの展開と言える。日足のボリンジャーバンドは収縮しきっており、一度材料きっかけで急動意する可能性も秘める。値が軽いことは昨年の相場でも実証済みで、一撃狙いとしては投資妙味のありそうな銘柄。
(5/31現在)
6/12追記 都知事が急発進防止装置の9割補助を表明したことにより、急発進防止装置などの後付け需要が期待されている。バッファローやホットマンはストップ高まで買われ、同社も物色されている模様。