第2四半期累計期間における同社グループの売上は、前年同期に商品価格改定前の駆け込み需要が発生し、その影響が大きく減収となった。コア市場においては、前期からの期ズレ案件はキャッチアップされたものの、厳しい市場環境に変化はなく前期同様、商品選定や価格交渉の遅れで、更新案件に月ズレが発生するなど前年同期比8.6%減となった。また周辺市場の患者ウェアは、リネンサプライヤーの原価上昇対策としての資材購入抑制の影響で、減収となった。一方海外市場は、前期が減収だったこともあり、当期は前年同期比11.3%増と順調に推移した。利益に関する状況としては、原材料費の高騰や国内工場の加工賃上昇および、前年同期と比べ大幅な円安水準での為替レートといった原価上昇要因があったが、海外生産率の上昇によるシフト効果や販売価格改定により、売上高総利益率は、前年同期比0.3ポイントアップの43.2%となった。販売費及び一般管理費においては、賃金引き上げ等による人件費の増加等により、前年同期比2.7%増となったが、計画比では3.1%減となった。
2024年8月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比0.1%増の172.00億円、営業利益が同4.4%減の44.00億円、経常利益が同4.6%減の44.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5%減の30.80億円としている。
また、2024年4月3日-2024年9月30日にわたり、普通株式500,000株を上限とする自己株式の取得を発表した。
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