―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ナガイレーベ <7447>
23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比10.4%減の35.9億円に減ったが、通期計画の46.3億円に対する進捗率は77.6%となり、5年平均の77.5%とほぼ同水準だった。
▲No.2 銚子丸 <3075>
23年5月期の経常利益(非連結)は前の期比52.7%減の7.9億円に落ち込み、24年5月期も前期比10.2%減の7.1億円に減る見通しとなった。
▲No.3 セキチュー <9976>
24年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比1.3%減の3.8億円となり、3-8月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は63.7%となり、5年平均の62.4%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7447> ナガイレーベ 東P -4.53 6/29 3Q -10.36
<3075> 銚子丸 東S -1.82 6/29 本決算 -10.20
<9976> セキチュー 東S -0.73 6/29 1Q -1.29
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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