―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月6日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 キユーピー <2809>
22年11月期の連結経常利益は前の期比8.2%減の272億円になり、23年11月期も前期比15.6%減の230億円に減る見通しとなった。
▲No.2 コジマ <7513>
23年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比71.4%減の4.2億円に大きく落ち込み、9-2月期(上期)計画の40億円に対する進捗率は10.7%にとどまり、5年平均の33.6%も下回った。
▲No.3 リソー教育 <4714>
23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比20.2%減の16.6億円に減り、通期計画の37億円に対する進捗率は44.9%にとどまり、5年平均の54.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2809> キユーピー 東P -7.92 1/10 本決算 -15.59
<7513> コジマ 東P -4.36 1/10 1Q -71.40
<4714> リソー教育 東P -3.05 1/10 3Q -20.15
<7445> ライトオン 東P -1.50 1/10 1Q -68.10
<8273> イズミ 東P -0.90 1/10 3Q -5.25
<4745> 東京個別 東P -0.58 1/10 3Q -59.93
<7514> ヒマラヤ 東P -0.43 1/10 1Q -27.55
<7520> エコス 東P -0.38 1/10 3Q -26.78
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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