決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 塩野義、アステラス、京セラ (8月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月29日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＪＳＲ <4185>
　23年3月期の連結最終利益を従来予想の460億円→435億円(前期は373億円)に5.4％下方修正し、増益率が23.3％増→16.6％増に縮小する見通しとなった。

▲No.5　住友理工 <5191>
　23年3月期の連結最終損益を従来予想の22億円の黒字→10億円の黒字(前期は63.5億円の赤字)に54.5％下方修正した。

▲No.6　岩崎電 <6924>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4.8億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4185> ＪＳＲ 　　　　東Ｐ 　 -16.23 　　8/ 1　　　1Q　　　-12.87
<4547> キッセイ 　　　東Ｐ　　 -8.46 　　8/ 1　　　1Q　　　　5.50
<4528> 小野薬 　　　　東Ｐ　　 -8.35 　　8/ 1　　　1Q　　　 26.74
<9090> 丸和運機関 　　東Ｐ　　 -6.50 　　8/ 1　　　1Q　　　　6.68
<5191> 住友理工 　　　東Ｐ　　 -5.35 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤転

<6924> 岩崎電 　　　　東Ｐ　　 -4.17 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤拡
<3099> 三越伊勢丹 　　東Ｐ　　 -4.05 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転
<4503> アステラス 　　東Ｐ　　 -3.90 　　8/ 1　　　1Q　　　-11.59
<9739> ＮＳＷ 　　　　東Ｐ　　 -3.72 　　8/ 1　　　1Q　　　　3.37
<6928> エノモト 　　　東Ｐ　　 -3.52 　　8/ 1　　　1Q　　　 -0.16

<8304> あおぞら銀 　　東Ｐ　　 -3.21 　　8/ 1　　　1Q　　　-27.73
<6516> 山洋電 　　　　東Ｐ　　 -3.09 　　8/ 1　　　1Q　　　 50.80
<9532> 大ガス 　　　　東Ｐ　　 -2.72 　　8/ 1　　　1Q　　　-67.30
<9619> イチネンＨＤ 　東Ｐ　　 -2.36 　　8/ 1　　　1Q　　　　0.04
<7421> カッパクリエ 　東Ｐ　　 -2.24 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤縮

<9902> 日伝 　　　　　東Ｐ　　 -2.12 　　8/ 1　　　1Q　　　 33.66
<5393> ニチアス 　　　東Ｐ　　 -1.48 　　8/ 1　　　1Q　　　 14.64
<7962> キングジム 　　東Ｐ　　 -1.22 　　8/ 1　本決算　　　 30.79
<5367> ニッカトー 　　東Ｐ　　 -1.09 　　8/ 1　　　1Q　　　　2.29
<9351> 洋埠頭 　　　　東Ｐ　　 -0.62 　　8/ 1　　　1Q　　　　9.09

<2282> 日ハム 　　　　東Ｐ　　 -0.62 　　8/ 1　　　1Q　　　 -6.93
<7004> 日立造 　　　　東Ｐ　　 -0.60 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤縮
<4507> 塩野義 　　　　東Ｐ　　 -0.50 　　8/ 1　　　1Q　　　 75.71
<2281> プリマ 　　　　東Ｐ　　 -0.49 　　8/ 1　　　1Q　　　-27.94
<8065> 佐藤商 　　　　東Ｐ　　 -0.36 　　8/ 1　　　1Q　　　 12.60

<3636> 三菱総研 　　　東Ｐ　　 -0.23 　　8/ 1　　　3Q　　　 41.63
<6971> 京セラ 　　　　東Ｐ　　 -0.12 　　8/ 1　　　1Q　　　 26.13

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース