南陽、10-12月期(3Q)経常は4％増益、今期配当を7円増額修正

　南陽 <7417> [東証Ｓ] が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.9％減の22.2億円となり、通期計画の28億円に対する進捗率は79.5％に達し、5年平均の76.2％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比39.9％減の5.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の85円→92円(前期は101円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.6％増の8.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.4％→8.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、2023年８月１日をもちまして設立70周年を迎えさせていただいております。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係者の皆様の温かいご支援・ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。　当社は経営の合理化、効率化を推進し、収益力の向上、財務体質の強化をはかるとともに、安定配当を維持しながら連結純利益の状況に応じて配当額の向上に取り組むため、配当性向については連結純利益の30％程度を維持し、中間配当、期末配当の年２回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。　2024年３月期の配当金につきましては、上記方針に加え、設立70周年の記念として、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表すため、期末配当において１株当たり７円の記念配当を実施させていただくことといたしました。　これにより、2024年３月期の１株当たり期末配当金は77円（普通配当70円、記念配当７円）となる予定です。