創健社、前期経常を一転2.5倍増益に上方修正、配当も15円で2期ぶり復配へ

　創健社 <7413> [ＪＱ] が5月12日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の1100万円→5000万円(前の期は2000万円)に4.5倍上方修正し、一転して2.5倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の700万円の赤字→3200万円の黒字(前年同期は3500万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来無配としていた期末一括配当を15円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（1）連結　　2021年3月期連結業績につきましては、当社、子会社ともに新型コロナウイルス感染拡大による巣篭り需要により家庭用食品が売上を伸ばした結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が当初の予想を上回る見込みです。（2）個別　　2021年3月期個別業績につきましても、連結同様の理由により、営業利益、経常利益、当期純利益が当初の予想を上回る見込みです。※上記予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

　　当社は株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題のひとつと考え、将来の事業展開と経営体質の強化のため内部留保を確保しつつ、安定的に適正な利益還元の実行を基本方針としております。　前期の配当につきましては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大における経済不安から当社の業績が悪化する可能性を考慮いたしましたが、巣篭り需要による家庭用食品の好調な売上が当期の業績において当初予想を上回る見込みとなったため15円に修正させていただきます。なお、期末配当につきましては、本年6月開催予定の株主総会に付議させていただく予定です。※上記予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。