新家工、前期経常を58％上方修正

　新家工業 <7305> が5月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→9.5億円(前の期は14.6億円)に58.3％上方修正し、減益率が59.0％減→35.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.2億円→7.7億円(前年同期は8.1億円)に83.3％増額し、減益率が48.4％減→5.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期連結業績につきましては、原材料仕入価格が急激な上昇基調にある中、当社グループでは販売価格の是正を進め、また、販売量も当初の見込みから増加したことで、設備稼働率が改善し、生産コストの削減に繋がり、利益率が改善されました。その結果、前回公表の数値から営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益共に、当初の予想を上回る見通しとなりました。※ 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の　　様々な要因により異なる場合があります。