―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ナトコ <4627>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比70.3%増の5.6億円に拡大した。
★No.2 アルチザ <6778>
21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の6億6900万円に急拡大し、通期計画の7億6000万円に対する進捗率は88.0%に達し、さらに前年同期の52.4%も上回った。
★No.3 エイケン工業 <7265>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比58.9%増の1.5億円に拡大し、11-4月期(上期)計画の2.3億円に対する進捗率は63.7%に達し、5年平均の51.9%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4627> ナトコ JQ +10.27 3/ 3 1Q 70.30
<6778> アルチザ 東2 +8.96 3/ 4 上期 220.10
<7265> エイケン工業 JQ +7.62 3/ 3 1Q 58.95
<2402> アマナ 東M +1.16 2/26 本決算 黒転
<3329> 東和フード JQ +0.80 2/26 3Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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