河西工業 (7256) : 企業情報・決算短信AI要約 [KASAI KOGYO CO]

決算情報
決算短信AI要約 NEW

2024年度03月期決算 (2024年7月22日 19:00時点)

河西工業 2024年度03月期の決算短信についてのAI要約です。本サービスの精度やパフォーマンスに関する注意事項はこちら。

当期経営成績等の概況

経営成績

良い点

世界経済は中国の景気減速と欧米の高金利の影響により減速感を強めたが、欧米でのインフレ鈍化やアセアンの先進国向け外需回復により緩やかな回復を見せている。主要得意先の生産台数の微増及び為替変動の影響により、売上高が前連結会計年度に比べ22.2%増加している。

悪い点

半導体不足は緩和されたものの、インフレ継続等による販売の減速及び国内では認証不正等に伴う稼働停止影響もあり、緩やかな回復にとどまっている。親会社株主に帰属する当期純損失は3億13百万円となり、依然として赤字を計上している。

財政状態

良い点

総資産は1,420億45百万円であり、受取手形及び売掛金が51億94百万円増加、退職給付に係る資産が22億31百万円増加している。純資産は224億36百万円と前連結会計年度末に比べ、13億30百万円の増加となっている。

悪い点

現金及び預金が87億56百万円減少、有形固定資産が39億1百万円減少、投資有価証券が14億4百万円減少している。負債は1,196億9百万円と前連結会計年度末に比べ、75億99百万円の減少となっているが、長期借入金が117億50百万円減少している。

キャッシュ・フロー

良い点

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入33億4百万円、投資有価証券の売却による収入14億円により、8億71百万円の収入となっている。

悪い点

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加63億32百万円、前受金の減少36億60百万円等により、5億47百万円の支出となっている。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少9億19百万円、長期借入金の返済による支出81億98百万円等により、107億42百万円の支出となっている。

今後の見通し・AI評価

業績予想見通し

良い点

営業利益は、継続して取り組んでいるコスト削減等の改善施策やインフレ影響等の費用回収により、増益を見込んでいる。

悪い点

経常利益は、為替による悪化影響を見込んでいるため、前期から減益となる見込み。

中期計画見通し

良い点

経営体制の刷新を図り、事業構造改革への取組みを更に加速し、経営再建の早期達成に邁進している。

悪い点

厳しい外部環境が継続すると予想されるため、収益力向上及び財務体質の改善・強化が求められている。

AI売買評価

良い点

主要得意先の生産台数の微増及び為替変動の影響により、売上高が前連結会計年度に比べ22.2%増加している点は評価できる。

悪い点

親会社株主に帰属する当期純損失が依然として赤字である点や、長期借入金の減少が続いている点はリスク要因といえる。

配当

配当方針

2025年３月期の配当につきましては、無配とさせていただきます。

当期配当

2024年３月期の配当は無配。

次期配当

2025年３月期の配当は無配の予定。

財務諸表及び主な注記

財務諸表に関する注記事項

良い点

該当するコメントはありません。

悪い点

該当するコメントはありません。

継続企業の前提に関する注記

当連結会計年度において、当社グループは、4期ぶりに営業利益の黒字化を達成したものの、財務制限条項への抵触が続いており、金融機関から期限の利益喪失請求等の権利行使の猶予を受けている状況にあるため、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在している。

当連結会計年度における重要な子会社の異動

当連結会計年度において、当社の連結子会社であったKASAI SLOVAKIA s.r.o.を、清算が結了したことにより連結の範囲から除外。

会計方針の変更

該当するコメントはありません。

株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記

該当するコメントはありません。

会計上の見積りの変更

該当するコメントはありません。

追加情報

該当するコメントはありません。

セグメント情報等

日本セグメントでは、半導体供給不足、コロナ禍からの回復により主要得意先の生産も堅調に推移し、売上高は585億7百万円と前連結会計年度比28.5%増収。北米セグメントでは、主要得意先の生産台数の増加や為替の影響により、売上高は1,059億12百万円と前連結会計年度比28.9%増収。欧州セグメントでは、得意先の生産は下期にかけてやや弱含みながら半導体供給不足は解消し、売上高は227億61百万円と前連結会計年度比19.3%増収。アジアセグメントでは、アセアン地域は生産台数回復傾向にある一方、中国地域は主要得意先の販売不振が回復遅れに影響し、売上高は271億33百万円と前連結会計年度比5.3%減収。

1株当たり情報

１株当たり純資産額は319円37銭、１株当たり当期純損失は8円09銭。

重要な後発事象

2024年5月9日開催の取締役会において、日産自動車株式会社との間で投資契約を締結し、第三者割当の方法により日産自動車に対して総額60億円のA種優先株式を発行することを決定。また、資本金及び資本準備金の額を減少し、繰越利益剰余金の欠損の一部を填補することを決定。

企業結合等関係

該当するコメントはありません。

決算短信AI要約に関する注意・免責事項

・本サービスは、企業が開示した決算資料の要点をAIを使用してまとめたものを掲載しています。現在はβ版として運用しており、機能のテストおよびユーザーフィードバックの収集を目的としています。
・データ形式の問題やその他の技術的な制約により、決算短信の内容を全て網羅的に要約することができない場合があります。特に複雑な金融用語や業績の詳細な分析は、要約の精度が低下する可能性があります。
・可能な限り迅速に情報を提供するよう努めていますが、決算発表が集中する時期はシステムの処理能力の限界により、情報配信に遅延が生じることがあります。
・提供される情報は、Open AI 社が提供する生成AIサービスを活用して、一定のルールに従い生成されています。生成AIの性質上、提供される情報には誤りや虚偽の情報が含まれるおそれがあるほか、断定的な表現や投資を推奨するかのような表現が含まれるおそれがありますが、本サービスに基づき提供される情報は投資判断の参考として決算短信等に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘や投資判断を提供することを目的とするものではありません。
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