国内拠点卸売事業の売上高は前年同期比9.3%減の77.68億円、セグメント利益は同28.1%減の10.41億円となった。ツーリング用品やライディングウェア等の販売が前年を上回った。一方で第1四半期後半から流通各社の在庫調整による販売減少や価格改定を行った高額商品の一部に販売数の減少が見られるなど、全体では部品、用品関連の販売が減少した。
アジア拠点卸売事業の売上高は前年同期比90.4%増の7.59億円、セグメント利益は同164.9%増の2.00億円となった。インドネシアにおける販売網の整備による商品供給の増大とともに、ブランドの認知が進み、現地のスクータータイプの二輪車部品・用品の販売が好調に推移した。
小売事業の売上高は前年同期比12.8%減の17.28億円、セグメント利益は同37.1%減の1.03億円となった。行動制限解除以降の二輪車ユーザーの消費活動の多様化や今夏における記録的な猛暑の影響により来店客数が減少し、さらに物価高騰に伴う個人消費マインドの低下により高額品の販売が大幅に減少した。
その他事業の売上高は前年同期比6.3%増の2.77億円、セグメント利益は同10.2%増の0.32億円となった。太陽光発電事業では、安定した日照の元、売電収入は前年をやや上回り、利益面でも前年同期を上回った。また、リユースWEB事業では、売上高が前年同期を上回ったが、人材補強等で販管費が増加し利益面では前年同期を下回った。
2023年12月期通期については、売上高が前期比4.7%減の138.94億円、営業利益が同17.5%減の16.97億円、経常利益が同18.3%減の17.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.7%減の11.51億円とする8月9日発表の計画を据え置いている。
<SI>
この銘柄の最新ニュース
デイトナのニュース一覧- 当社取締役会の実効性評価結果の概要に関するお知らせ 2024/12/13
- 株式会社デイトナ、静岡県 御前崎市観光協会との「観光パートナー協定」を締結 2024/12/12
- デイトナ---3Qは増収、アジア拠点卸売事業が2ケタ増収増益に 2024/11/11
- 2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/08
- デイトナ、1-9月期(3Q累計)経常が7%減益で着地・7-9月期も5%減益 2024/11/08
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
デイトナの取引履歴を振り返りませんか?
デイトナの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。