極東開発、今期経常を5％上方修正、配当も2円増額

　極東開発工業 <7226> が11月7日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比1.7％増の38.5億円となり、従来の12.8％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の75億円→79億円(前期は88.1億円)に5.3％上方修正し、減益率が14.9％減→10.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.5％減の40.4億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の38円→40円(前期は38円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比24.4％増の27.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.9％→8.7％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の利益配分に関する基本方針は、株主還元を経営の最重要政策の一つと考え、業績の向上と財務体質の強化を図りながら、将来の事業展開及び経済情勢等を勘案し、また業績の動向などを総合的に考慮した上で決定することとしております。　2020年3月期の業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績を踏まえ、現時点で入手可能な情報や予測等を勘案し、2019年5月10日に公表いたしました通期の業績予想を修正いたします。詳細につきましては、本日（2019年11月7日）公表いたしました「2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」をご参照ください。　これに伴い、中間配当金及び期末配当金につきましても、2019年5月10日に公表いたしました前回予想を修正し、中間配当金につきましては、1株当たり19 円から20 円に、期末配当金につきましても、1株当たり19 円から20 円とする予定です。これにより、年間配当金は前期実績より2円増配の40 円となる予定です。