広電鉄は堅調、NECなどと共同で新乗車券システムの開発に着手◇
新システムは、ABT方式と呼ばれる、認証媒体となるQRコードやICカードの固有のID番号と紐づいた利用者の情報をクラウドサーバ側で管理する方式で開発されるのが特徴で、定期券への対応や複雑な割引制度に対応したABT方式による乗車券システムの商用化は日本では初となる。チャージ残高や定期券などの利用者の情報をクラウドサーバ側で保持・参照・更新し、機器側では高速な計算処理を行わないため、システム全体の低廉化を図ることが可能な点が特徴で、また、QRコードやICカードに加えて多様な認証媒体にも対応することが可能になるため、他の交通手段や街中・旅先などでのさまざまなサービスとの連携も期待できるとしている。なお、サービス開始は24年10月を予定している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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