保証関連事業の売上高は前年同期比18.5%増の35.90億円、営業利益は同33.9%増の7.45億円となった。住居用賃料保証における首都圏への人的戦力の投入や人財育成、外部企業や業界団体との連携が奏功するとともに、地域密着営業やニーズへの対応等が進んだ。事業用賃料保証は、市場が拡大する中、首都圏での営業に一段と注力し、大型オフィスや商業施設にも積極展開することで、堅調に売上が拡大した。
不動産関連事業の売上高は前年同期比8.9%増の0.34億円、営業損失は0.20億円(前年同期は0.07億円の損失)となった。不動産仲介・管理業務及び不動産賃貸業務においては、外国人に対するサービスを中心に展開しており、円安の影響により日本の不動産に対する外国人ニーズが高まり、売買仲介案件等が増加した。また、今年開設した東京支店においてさらなる営業強化に取り組んだ。
IT関連事業の売上高は1.99億円、営業損失は0.13億円となった。ソフトウェア開発等を行うエイビスが環境検査システムの開発販売をはじめとするITサービスを展開しており、通期計画達成に向けて堅調に進捗した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比22.6%増の162.10億円、営業利益が同7.8%増の28.10億円、経常利益が同7.6%増の28.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.6%増の18.90億円とする期初計画を据え置いている。
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