決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 川崎汽、丸紅、ＨＯＹＡ (5月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東京鉄 <5445>
　23年3月期の連結経常損益は49.4億円の黒字(前の期は6.4億円の赤字)に浮上し、24年3月期の同利益は前期比31.5％増の65億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　マクニカＨＤ <3132>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比60.1％増の568億円に拡大し、24年3月期も前期比4.7％増の595億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　ＪＦＥ <5411>
　23年3月期の連結最終利益は前の期比43.5％減の1626億円に落ち込んだが、24年3月期は前期比16.8％増の1900億円に回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5445> 東京鉄 　　　　東Ｐ 　 +40.03 　　5/ 8　本決算　　　 31.47
<3132> マクニカＨＤ 　東Ｐ 　 +17.09 　　5/ 8　本決算　　　　4.69
<5411> ＪＦＥ 　　　　東Ｐ 　 +16.15 　　5/ 8　本決算　　　 28.40
<7366> りたりこ 　　　東Ｐ 　 +11.44 　　5/ 8　本決算　　　 21.04
<9107> 川崎汽 　　　　東Ｐ 　 +11.36 　　5/ 8　本決算　　　-81.18

<8137> サンワテク 　　東Ｐ　　 +8.15 　　5/ 8　本決算　　　-25.86
<4547> キッセイ 　　　東Ｐ　　 +6.21 　　5/ 8　本決算　　　769.57
<7173> 東京きらぼし 　東Ｐ　　 +6.02 　　5/ 8　本決算　　　 -8.69
<6062> チャームケア 　東Ｐ　　 +4.95 　　5/ 8　　　3Q　　　 -9.16
<2461> ファンコミ 　　東Ｐ　　 +2.66 　　5/ 8　　　1Q　　　　4.45

<6200> インソース 　　東Ｐ　　 +2.43 　　5/ 8　　上期　　　 16.10
<5393> ニチアス 　　　東Ｐ　　 +2.12 　　5/ 8　本決算　　　-10.83
<9039> サカイ引越 　　東Ｐ　　 +2.11 　　5/ 8　本決算　　　　5.19
<8002> 丸紅 　　　　　東Ｐ　　 +1.86 　　5/ 8　本決算　　　　　－
<3467> アグレ都市 　　東Ｐ　　 +1.56 　　5/ 8　本決算　　　 13.42

<3612> ワールド 　　　東Ｐ　　 +1.53 　　5/ 8　本決算　　　 -1.10
<8739> スパークス 　　東Ｐ　　 +0.87 　　5/ 8　本決算　　　　　－
<7596> 魚力 　　　　　東Ｐ　　 +0.73 　　5/ 8　本決算　　　　1.55
<1333> マルハニチロ 　東Ｐ　　 +0.42 　　5/ 8　本決算　　　-19.40
<9532> 大ガス 　　　　東Ｐ　　 +0.31 　　5/ 8　本決算　　　110.18

<7741> ＨＯＹＡ 　　　東Ｐ　　 +0.27 　　5/ 8　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース