「監視カメラ」が10位にランク、相次ぐ強盗事件や迷惑行為で重要性を再認識<注目テーマ>

1 人工知能
2 チャットボット
3 2023年のIPO
4 量子コンピューター
5 半導体
6 パチンコ・パチスロ
7 円高メリット
8 銀行
9 TOPIXコア30
10 監視カメラ
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「監視カメラ」が10位となっている。
広域強盗事件が相次いで発生しているほか、飲食店での迷惑行為などを受け、犯罪の抑制やトラブル時のスムーズな原因究明などに役立つ監視カメラの重要性が再認識されている。また、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに非接触サービスのニーズが高まるなか、店舗に従業員がいない「無人店舗」のビジネスが広がっていることも監視カメラへの関心が高まる要因の一つとなっているようだ。
こうしたなか、28日にはセーフィー<4375.T>のクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」と、TOA<6809.T>のネットワークカメラ「TRIFORAシリーズ」との連携が開始されたことが発表された。背景には施設内に設置されているカメラ映像を活用し、現場の課題解決をしたいという多くの声があるという。
また、セキュア<4264.T>は24日、自社が提供している監視カメラシステムや入退室管理システムなどを活用したセキュリティーソリューションを導入したフィットネス施設が300店舗を突破したことを明らかにした。同社はフィットネス施設が抱える課題に対して、トータルソリューションを提案し、無人対応や感染症対策としての施設混雑度の可視化など新しいニーズにも人工知能(AI)顔認証技術などを活用しながら対応している。
6日に迷惑行為検知AIカメラシステムの企画・開発に着手することを発表したダイワ通信<7116.T>も見逃せない。回転寿司コンベア機を手掛ける石野製作所(石川県金沢市)の協力のもと開発に取り組むとしており、第1段階として各座席にAIカメラを設置し、画像認識機能、行動分析機能を用いて、迷惑行為を瞬時に検知し、店舗管理者に通知するシステムを想定している。
このほかでは、高千穂交易<2676.T>、あい ホールディングス<3076.T>、テクノホライゾン<6629.T>、池上通信機<6771.T>などが関連銘柄として挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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