「2022年のIPO」が8位にランクイン、今日上場3社を含め年内にあと14社が上場<注目テーマ>
1 防衛
2 円高メリット
3 半導体
4 地方銀行
5 パワー半導体
6 核融合発電
7 金利上昇メリット
8 2022年のIPO
9 銀行
10 太陽光発電関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2022年のIPO」が8位にランクインしている。
例年、12月はIPOのラッシュの月だ。21年は32社が新規に上場したが、今年も25社と前年よりは少ないものの高水準のIPO数が続く。今年も残すところあと10日となった21日にも3社が上場。これを含め年内にあと14社が新規に上場する。
11月30日にグロース市場に上場したウェルプレイド・ライゼスト<9565.T>の初値が公開価格の5.3倍となったほか、例年IPO数が多い分、投資家の関心が散漫になる可能性もある12月のIPOだが、16日に上場したフーディソン<7114.T>の初値が公開価格と同じ2300円となった以外は、初値が公開価格を上回ってスタートした。特に、前日に上場したINFORICH<9338.T>は、主にスマートフォン向けの充電器の貸出サービス「ChargeSPOT」の運営が主な事業で、話題性もあることから初日には値がつかず、この日に公開価格4600円の2.3倍にあたる1万510円で初値を形成するなど好調なスタートとなった。
例年1月は下旬にならなければIPOが出てこず、その間、前の年の12月に上場した銘柄が物色される傾向がある。セカンダリー投資としても12月IPO銘柄は注目度が高く、これがテーマとしての「2022年のIPO」の人気につながっているようだ。
この日の12月に入って上場した銘柄の動きでは、スカイマーク<9204.T>、スマートドライブ<5137.T>、トリドリ<9337.T>が上昇。半面、property technologies<5527.T>、大栄環境<9336.T>、monoAI technology<5240.T>などが下落している。
出所:MINKABU PRESS
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