併せて、通期の同利益を従来予想の4億5000万円→6億円(前期非連結は1億6100万円)に33.3%上方修正し、増益率が2.8倍→3.7倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億3400万円→2億8400万円(前年同期非連結は5800万円)に2.1倍増額し、増益率が2.3倍→4.9倍に拡大する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1億3400万円の黒字(前年同期非連結は1000万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.1%→24.2%に急改善した。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
今回発表の業績予想については、前回発表予想の基礎としておりました全社の採用予定数が、計画より下回る見込みとなり、主に人件費が予定より縮減したことに伴い、販売管理費が減少いたしました。また、コロナ禍においてDX(デジタルトランスフォーメーション)化が加速している現在、環境変化に対応するための革新的なサービスを提供するスタートアップ企業からの求人需要は引き続き拡大傾向にあります。タレントエージェンシーサービスにおいては、当該求人需要を捉えるべく、採用意欲旺盛な企業への集中的な営業活動を継続して実施しており、オープンイノベーションサービスについても、好調な「Public Affairs(※)」において政府・自治体向けの営業活動を強化しています。これにより、両サービスともに受注高が計画を上回っております。以上の結果から、連結業績、個別業績ともに、売上高、各利益段階において、従来予想を上回る見込みとなったため、通期連結業績予想及び個別業績予想を修正いたします。なお、新型コロナウイルス感染症の影響は、現時点では軽微であると認識しております。なお、第4四半期及び来期上期においては、当第3四半期までに獲得しきれなかった人材を補うためより積極的な採用活動(全社的な採用KPIの設定・採用部門の人員強化・採用関連費用の積極投下)を行う予定であり、拡大する求人需要に対応できるよう引き続き社内体制の強化に努めます。採用を取り巻く環境は、厳しさを増しておりますが、足元の母集団形成は堅調に推移しております。上記の業績予想につきましては、本資料の公表時点において入手可能な情報及びその業績に影響を与える不確実な要因に係る仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。 ※Public Affairsとは、産学官の連携を主体的に推進し、スタートアップ関連の事業を受託する当社のサービス
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