<動意株・2日>(大引け)=OTS、インテM、エイジアなど
インティメート・マージャー<7072.T>=ストップ高。同社は1日、3rd Party Cookie(サードパーティ・クッキー)に依存しないポスト・クッキー領域のサービス拡充を発表しており、これを材料視する買いが向かったようだ。同社では、22年に予定されているさまざまなサードパーティ・クッキー規制に向けたデータ収集の規制に合わせたソリューション開発を開始しており、サードパーティ・クッキー以外のデータ連携・活用に向けた識別子の開発や、クッキー以外の識別子によるデータ保有企業やデータ活用企業に向けた手法の開発、プライバシー保護やデータ活用に対する安心感を提供するための技術開発、サードパーティ・クッキーの情報以外も用いたリアルタイムな属性解析技術の開発などを進めるとしている。
エイジア<2352.T>=急動意、年初来高値を更新。クラウドを活用した顧客情報管理ソフトの開発・販売などを手掛けるが、足もとの業績は絶好調に推移している。9月30日取引終了後、21年3月期の売上高予想について従来予想の19億円から23億3500万円に大幅上方修正を発表、これが投資資金の流入を誘っている。なお、営業利益、経常利益、最終利益については非開示。また、同日にクラウド関連事業を行うコネクティ(東京都新宿区)と資本・業務提携を行うことも発表している。
レオパレス21<8848.T>=急伸。9月30日の取引終了後、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの支援を受け入れると発表したことが好材料視されている。フォートレス傘下のファンドに対して、新株や新株予約権の割り当て、優先株式の発行などを行い約572億円を調達する。調達した資金は施工不備にかかる補修工事費用のほか、借入金の返済や社債償還資金などに当てる方針だ。
シャノン<3976.T>=大幅高。9月30日の取引終了後、20年10月期の連結業績予想について、売上高を17億1000万円から17億6000万円(前期比5.1%減)へ、営業損益を2600万円の赤字から1500万円の黒字(同58.3%減)へ、最終損益を3100万円の赤字から1000万円の黒字(同58.3%減)へ上方修正したことが好感されている。With/Afterコロナにおけるニューノーマルを模索した顧客の動きを受け、「オンラインカンファレンスサービス」や「バーチャルイベントサービス」などの取り組みが、具体的な成果を生みつつあることが要因としている。
AMBITION<3300.T>=もみ合い上放れの兆し。同社は賃貸住宅を借り上げて転貸するプロパティマネジメントを主力とし、東京23区を中心にサブリース需要を追い風に需要を取り込んでいる。9月30日取引終了後、ネット経由で中古品売買を手掛けるマーケットエンタープライズ<3135.T>と業務提携することを発表。マーケットEが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」と引っ越し時の不要品処分で連携する。これに伴う業容拡大効果に期待した買いを誘導している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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