決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ビジョナル、タンゴヤ、フィット (9月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フィット <1436>
　22年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期非連結比2.9倍の1.6億円に急拡大し、通期計画の2.9億円に対する進捗率は57.2％に達し、さらに前年同期の20.7％も上回った。

★No.2　Ｆインタ <7050>
　22年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.3　ユークス <4334>
　22年1月期の連結経常損益を従来予想の3億1400万円の黒字→5億8000万円の黒字(前期は3億2900万円の赤字)に84.7％上方修正した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1436> フィット 　　　東Ｍ 　 +36.41 　　9/13　　　1Q　　　191.23
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｍ 　 +25.69 　　9/13　　　1Q　　　　黒転
<4334> ユークス 　　　ＪＱ 　 +23.83 　　9/13　　上期　　　　黒転
<7126> タンゴヤ 　　　ＪＱ 　 +10.66 　　9/13　本決算　　　 34.80
<2978> ツクルバ 　　　東Ｍ　　 +8.86 　　9/13　本決算　　　　赤拡

<4194> ビジョナル 　　東Ｍ　　 +7.24 　　9/13　本決算　　　 31.49
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 +4.34 　　9/13　本決算　　　　6.30
<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +0.76 　　9/13　　上期　　　 83.51
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 +0.52 　　9/13　　上期　　　-33.25
<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +0.05 　　9/13　　上期　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース