決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … カラダノート、ギグワークス、スマレジ (12月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ギグワークス <2375>
　20年10月期の連結経常利益は前の期比25.3％増の10億円になり、21年10月期も前期比19.5％増の12億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　クロスプラス <3320>
　21年1月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→24億円(前期は7億円)に3.2倍上方修正し、増益率が7.0％増→3.4倍に拡大する見通しとなった。

★No.4　エイケン工業 <7265>
　20年10月期の経常利益(非連結)は前の期比45.4％減の2億6500万円に落ち込んだが、21年10月期は前期比66.8％増の4億4200万円にＶ字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4014> カラダノート 　東Ｍ 　 +28.91 　 12/11　　　1Q　　　　　－
<2375> ギグワークス 　東２ 　 +27.09 　 12/11　本決算　　　 19.52
<3320> クロスプラス 　東２ 　 +19.52 　 12/11　　　3Q　　　156.69
<7265> エイケン工業 　ＪＱ 　 +16.06 　 12/11　本決算　　　 66.79
<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ 　 +10.47 　 12/11　　　3Q　　　 81.48

<4431> スマレジ 　　　東Ｍ 　 +10.03 　 12/11　　上期　　　-34.54
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ　　 +9.11 　 12/11　本決算　　　 32.64
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｍ　　 +7.85 　 12/11　　上期　　　-40.00
<7279> ハイレックス 　東２　　 +7.29 　 12/11　本決算　　 4102.13
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ　　 +3.57 　 12/11　本決算　　　　赤拡

<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +3.46 　 12/11　　　3Q　　　-23.32
<3248> アールエイジ 　東２　　 +0.78 　 12/11　本決算　　　-12.09
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 +0.75 　 12/11　　　3Q　　　　赤転
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 +0.68 　 12/11　　　3Q　　　 34.57
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.43 　 12/11　　　3Q　　　　赤転

<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +0.27 　 12/11　本決算　　　 24.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース