後場の日経平均は1043円安でスタート、三菱電や丸紅などが下落
日経平均;38057.93;-1043.89TOPIX;2701.33;-92.93
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比1043.89円安の38057.93円と、前引け(38094.24円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38020円-38140円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.40-50円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小高く始まった後は上値が重く0.3%
ほど下落している一方、香港ハンセン指数は前日終値をはさんで方向感が定まらず0.3%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)は通過したものの、今晩米国で発表されるアップル、インテル、アマゾン・ドット・コムなどの決算や、明日発表の7月の米雇用統計などを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きがある。一方、午前の時間帯に一時148円50銭近辺まで進んだ円高・ドル安の動きがやや一服していることや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが、東京株式市場で安心感となっているようだ。
セクターでは全業種が下落。不動産業、輸送用機器、保険業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、三菱電<6503>、丸紅<8002>、TOWA<
6315>、パナHD<6752>、デンソー<6902>、川崎重<7012>、キヤノン<7751>、三菱重<7011>、スクリーンHD<7735>、東京海上<8766>が下落。一方、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、日立<6501>、りそなHD<8308>、ゆうちょ銀行<7182>、ニトリHD<9843>が上昇している。
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