しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の4.9億円→7.2億円(前期は12.2億円)に46.9%上方修正し、減益率が60.1%減→41.3%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.3億円→2.6億円(前年同期は4.7億円)に8.0倍増額し、減益率が93.0%減→44.2%減に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比55.7%減の1.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.4%→3.5%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループがターゲットとする市場におきましては、各市場で、在庫調整の長期化や設備投資の鈍化等による需要低迷が継続しておりますが、受注動向から、当第3四半期を需要の底として、緩やかながらも回復へと転換する見込みであります。 半導体・電子部品市場では、注力商品であるハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板が、データセンター等で使用される大容量HDDのサプライチェーン上での在庫調整から、当連結会計年度第3四半期まで低調に推移しておりますが、第4四半期は減少傾向に歯止めがかかるものと見込んでおります。 自動車部品市場では、EVリレー用接点が、引き続き顧客の在庫調整が継続すると見込んでおりますが、一方で、電装部品溶接用の抵抗溶接用電極は、自動車生産の回復に伴い、堅調に推移する見込みであります。 衛生用品機器市場では、NTダイカッターが、第4四半期に一定の需要を見込んでおります。 産業用機器・部品市場では、液晶ディスプレイ製造や二次電池製造に用いられる超硬長尺製品の回復には時間を要するものと見込んでおりますが、一方では、第4四半期に納期が集中する商品もあり、一定の回復が見込まれます。 このような中、2023年11月9日に下方修正した当社の通期業績予想値の進捗は、売上高及び利益面において、当第3四半期は想定をやや上回りながら推移しました。また、第4四半期は厳しい受注環境ながらも、一部で需要の回復もみられることから、緩やかながらも回復傾向で推移する見込みであります。 2024年3月期の通期業績予想は、個別業績において、営業利益予想が黒字転換する見込みとなること等から、当第3四半期の上振れを加味し、2023年11月9日に公表した連結及び個別の業績予想値を上方修正いたします。※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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