<動意株・2日>(大引け)=サンコー、リアルワルド、SLDなど
リアルワールド<3691.T>=一時ストップ高。同社はきょう、子会社のAI Marketingが店舗向けSNSマーケティング支援サービス「AI Marketing for Instagram」の提供を開始したと発表。これが株価を刺激しているようだ。このサービスは、人工知能(AI)を活用した分析と、1000万人のクラウド会員を活用し、店舗のマーケティング・集客活動におけるエンゲージメント向上を支援するもの。今後は、グループの持つ動画や広告、ポイント発行システムなどのサービスをかけ合わせて提供していくことを予定しており、グループ全体のリソースを活用してさまざまな機能を提供するとしている。
エスエルディー<3223.T>=ストップ高。同社は11月29日に、スイーツのテイクアウト型ショップ「ピカチュウスイーツ by ポケモンカフェ」を12月19日にオープンすると発表しており、改めて材料視されているもよう。また同日には、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>傘下のスクウェア・エニックスから店舗運営業務を受託している「SQUARE ENIX CAFE Osaka(スクウェア・エニックス カフェ オオサカ)」でニンテンドースイッチなどで発売・配信中のRPG「OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)」とのコラボカフェを12月28日~来年2月7日まで期間限定で開催することや、GINKAN(東京都港区)が運営するトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」に自社の5店舗が加盟することも明らかにしている。
ギグワークス<2375.T>=急反騰、5カ月ぶり年初来高値更新。エンジニア派遣やコールセンターコンサルティングなど法人向けIT支援ビジネスで実績が高いほか、レンタルオフィス事業なども展開。AI・IoTロボットなど新商材のフルフィルメントでも案件獲得が進んでいる。前週28日に発表された19年10月期営業利益が前の期比33.8%増の7億8400万円と最高益を更新、会社側が予想した8億円に対し若干未達だったこともあって、目先筋の利益確定売りを誘ったが、下押す場面を大口資金が拾い切り、その後長い下ヒゲをつけて急速な戻り足に転じた。20年10月期についても営業15%増益予想と2ケタ成長を継続する見通し。同社は5G関連で基地局工事の受託業務も手掛けており、引き合いは極めて旺盛で、これらが受注につながることで業績の上乗せもある。
エイチワン<5989.T>=3日ぶり大幅反発。同社は11月29日取引終了後に、中国・湖北省に自動車部品などの製造・販売を手掛ける合弁会社を設立すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社は新たな顧客獲得と生産技術の向上を通じた中国事業の更なる成長を目指しており、合弁会社の設立はその一環。出資比率は同社が25%、武漢愛機汽車配件が25%、東風模具沖圧技術が50%で、事業開始は来年3月を予定している。
大和コンピューター<3816.T>=急伸。同社は基幹業務系に強みを持つシステム開発会社だが、クラウドやERP関連などの案件が好調で業績は高水準の伸びを示している。同社が前週末29日に発表した、19年8~10月期決算は営業利益が前年同期比56%増の1億6200万円と急拡大しており、これを材料視する形で投資資金が流入している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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