IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比43.6%増の46.68億円となった。昨年後半から需要は回復基調に転じ、その後も高い水準を維持している。
オプト用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比46.1%増の18.91億円となった。海外の交通インフラ向けやアドバタイズメント用途の屋外ディスプレイ向けなどを中心に増加した。
コネクタ用部品製品群の売上高は前年同期比21.1%増の67.61億円となった。昨年後半からの自動車向け部品の需要回復のほか、スマートフォン向け部品の需要も堅調に推移した。
その他の製品群の売上高は前年同期比18.1%増の3.93億円となった。リレー用部品が主なものである。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比15.2%増(前回予想比15.2%増)の265.00億円、営業利益が同21.5%増(同15.2%増)の19.00億円、経常利益が同21.7%増(同18.8%増)の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増(同11.1%増)の15.00億円としている。
また、市場環境及び個別の予測情報を総合的に分析したところ、当初の予測及び前期を上回る利益を確保できるものと判断し、前回予想の1株当たり期末配当予想25.00円から5.00円増配し、30.00円とすることを合わせて発表した。これにより、中間配当20.00円と合わせた1株当たり年間配当金は前期比10.00円増配の50.00円となる。
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