―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 医学生物 <4557>
20年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前期は5.5億円)に30.0%上方修正し、増益率が81.2%増→2.4倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 ダイトーケミ <4366>
20年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円→5.5億円(前期は8.2億円)に10.0%上方修正し、減益率が39.1%減→33.0%減に縮小する見通しとなった。
★No.3 DMS <9782>
20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.9%増の8.3億円に拡大し、通期計画の15.6億円に対する進捗率は53.1%に達し、5年平均の38.3%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4557> 医学生物 JQ +20.50 10/29 上期 230.54
<4366> ダイトーケミ 東2 +17.43 10/29 上期 15.10
<9782> DMS JQ +10.17 10/29 上期 35.95
<4113> 田岡化 東2 +4.63 10/29 上期 -33.05
<6864> NF回路 JQ +1.84 10/29 上期 14.77
<9733> ナガセ JQ +1.60 10/29 上期 黒転
<2714> プラマテルズ JQ +1.11 10/29 上期 -6.39
<7177> GMO-FH JQ +0.51 10/29 3Q -21.31
<7404> 昭和飛 東2 +0.21 10/29 上期 49.26
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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