エヌエフ回路、フィックスターズの上値追い鮮烈、量子コンピューター関連人気加速◇
ここ官民を問わず同分野に注力する動きが強まっている。経済産業省は18年度から、次世代の計算技術を使って製薬や金融、物流分野で活躍できる人材の育成に乗り出す方針が伝わっている。量子コンピューターは世界的に開発競争が先鋭化しているが、次世代計算機のソフト開発に取り組む人材の確保が急務となるなかで、これを支援する構え。民間企業では、直近、野村ホールディングス<8604.T>が、東北大学と量子コンピューターを資産運用に活用するための共同研究を行うことを発表、また、ISID<4812.T>が国際的な研究機関である欧州合同原子核研究機関(CERN)や、ブロックチェーン技術開発を手掛けるシビラ社(大阪市)と連携して、量子コンピューター環境下でのブロックチェーン活用に関する有識者会議を設立することなども注目されている。
そのなか、エヌエフ回路は量子コンピューター分野の研究開発に必須とみられる世界最高レベルの信号増幅装置を手掛けており、フィックスターズは世界初の量子コンピューター商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携していることが投資マネー流入の背景にある。特にフィックスターズは3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施することで、その権利取りの動きが加速している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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