4. セグメント概要
チノー<6850>では先述した技術を基にした機器及びサービス別に、以下4つのセグメントに分けている。
(1) 計測制御機器
同セグメントは計測、制御及び監視に関する機器を扱うセグメントである。計測制御機器は、国内では同社が製造販売を行っている。海外では、米国でCHINO Works America Inc.(連結子会社)、中国では上海大華−千野儀表有限公司(連結子会社)、タイではCHINO Corporation (Thailand) Limited (連結子会社)が同社からの購入品を販売し、韓国では韓国チノー(株)(連結子会社)が、インドではCHINO Corporation India Private Limited(連結子会社)が自社生産品のほかに同社からの購入品販売を行っている。また中国では、千野測控設備(昆山)有限公司(連結子会社)が、同社及び上海大華−千野儀表に自社生産品販売を行っている。
(2) 計装システム
同セグメントは計装システムに関する機器を扱うセグメントである。計装システムは国内では同社、三基計装(株)(連結子会社)、アドバンス理工(株)(連結子会社)の3社が製造販売を行っている。海外においては、韓国では韓国チノーが、中国では千野測控設備(昆山)が計装システムの製造販売を行っている。
(3) センサ
同セグメントはセンサに関する機器を扱うセグメントである。センサは国内では同社が製造販売を行っている。また、(株)浅川レンズ製作所(連結子会社)が光学部品を製作し、同社にセンサ用光学部品を販売するほか直接販売もしており、明陽電機(連結子会社)が自社生産品の販売を行っている。海外では韓国で韓国チノーが同社からの購入品販売を行っている。
(4) その他
同社が修理及びメンテナンス並びに計測制御機器、センサ等の消耗品を販売し、(株)チノーソフテックス(連結子会社)が同社製品のソフトウェアを制作し、同社への販売を行っている。また、アーズ(株)が無線技術を活用した受託開発やコンサルティングを行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<ST>
この銘柄の最新ニュース
チノーのニュース一覧- 【QAあり】チノー、すべてのセグメントで増収増益を達成 燃料電池評価試験装置や水電解評価装置の需要が継続 2024/12/26
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/11/28 2024/11/28
- チノー、上期経常が7%増益で着地・7-9月期も20%増益 2024/11/12
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/12
- 測定対象物の視定容易、白飛びなしの120万画素の高画質。デジタルビデオスコープ付き放射温度計を発売。 2024/09/25
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 615円安 (1月2日) (01/03)
- ダウ平均は続落 テスラとアップルが重し サンタクロース・ラリーは難しい情勢=米国株概況 (01/03)
- 米国市場データ NYダウは151ドル安と4日続落 (1月2日) (01/03)
- NY株式:NYダウは151ドル安、長期金利の上昇が重し (01/03)
おすすめ条件でスクリーニング
チノーの取引履歴を振り返りませんか?
チノーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。