アオイ電子、上期経常を2.7倍上方修正、通期も増額

　アオイ電子 <6832> [東証２] が8月2日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比44.2％減の6.3億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の6億円→16億円(前年同期は29.4億円)に2.7倍上方修正し、減益率が79.6％減→45.7％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の15億円→25億円(前期は40.3億円)に66.7％上方修正し、減益率が62.9％減→38.1％減に縮小する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.8％→6.4％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間におきまして、売上高はほぼ前回予想のとおりと見込んでおりますが、利益面においては、自動化による生産性向上や工場稼働体制の変更による経費削減等により、営業利益は1,600百万円（前回予想比1,100百万円増）、経常利益は1,600百万円（前回予想比1,000百万円増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,120百万円（前回予想比770百万円増）となる見込みであります。　なお、通期の業績予想につきましては、先行き不透明な状況であることから当初の下期計画を据え置くものとし、当初計画に対して前述の第２四半期連結累計期間の差異のみを反映しております。（注）本資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在において当社が入手している情報に基づいて算定しておりますが、実際の業績は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。