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<動意株・19日>(大引け)=Sansan、リバーエレテック、日シス技術など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/19 15:15
<動意株・19日>(大引け)=Sansan、リバーエレテック、日シス技術など  Sansan<4443.T>=反発。午前11時ごろ、野村総合研究所<4307.T>及び国内グループ会社17社が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入し、あわせてオンライン名刺機能の利用も開始したと発表した。野村総研グループでは、14年にワークスタイルのスマート化ツールとして、一部の現場部門でSansanの利用を開始していた。今回、新しいワークスタイルの実現やグループの人脈情報の集約を目的に、Sansanと野村総研グループの顧客管理プラットフォームとの連携開始に至ったという。

 リバーエレテック<6666.T>=4日続伸。18日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を67億2200万円から70億8300万円(前期比29.8%増)へ、営業利益を8億4600万円から10億9000万円(同88.9%増)へ増額しており、これを好感した買いが入っているようだ。上期においてスマートフォンやその周辺機器向けなどの受注が好調に推移し、主力の小型音叉型水晶振動子の販売が伸長する見通しにあることが主な要因。このほか、第3四半期以降に見込まれる生産増強に伴う減価償却費の増加なども織り込んでいる。

 日本システム技術<4323.T>=上げ足早め年初来高値更新。18日の取引終了後、セールスコンサルティングとセールストレーニングの専門企業であるエクスプローラーコンサルティング(東京都港区)と営業生産性向上支援システムを共同開発すると発表しており、これが材料視されている。開発するシステムは、エクスプローラー社が保有するTQSM(営業の総合的品質管理)のノウハウを、日シス技術が提供する金融機関向けの情報系統合パッケージBankNeoシリーズの最新CRMである「SMART BankNeo」に組み込んでシステム化した、「金融機関の次世代の渉外営業におけるスタンダードモデル構築」を目的とした営業生産性向上支援システム。リリース時期は22年4月を予定しているという。

 ダイトーケミックス<4366.T>=大幅高。米国株市場でハイテク系グロース株への買い戻しが目立ち、半導体関連株に資金還流する動きが顕著となっている。前日はエヌビディア<NVDA>やザイリンクス<XLNX>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>などが高く、全体指数に貢献した。東京市場でも好業績で株価的にも休養十分な半導体関連の中小型株に物色の矛先が向いている。感光性材料のトップメーカーである同社は、半導体集積回路製造用のフォトレジストに使用される感光性材料を提供しており、現在の相場の流れに乗っている。

 タムラ製作所<6768.T>=商い伴い戻り足。75日移動平均線とのマイナスカイ離をほぼ解消した。半導体関連株への物色の流れが強まっており、東京エレクトロン<8035.T>などの主力どころから中小型株にも投資資金が波及している。そのなか、次世代パワーデバイスとして注目される酸化ガリウムパワー半導体の開発に早くから取り組み、業界を先駆している同社にも継続的な買いが観測されている。22年3月期営業利益は前期比73%増の34億円と急拡大が見込まれている。

 Abalance<3856.T>=大幅高で3日続伸。同社は法人向けソフトウェア開発を祖業とするが、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に経営の軸足を移し、業績は急回復傾向にある。21年6月期営業利益は前の期比3.8倍の13億6100万円と大幅な伸びを達成したが、22年6月期についても14億円(前期比3%増)と増益基調を維持する見通し。そうしたなか、18日取引終了後に中期経営計画を発表、24年6月期に営業利益段階で36億円を目指す野心的な内容で、これが投資資金の流入を誘っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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