日立国際が急反落、17年3月期最終利益予想を下方修正
半導体製造装置の受注が増加していることから売上高は上方修正したが、映像・通信ソリューション事業で競争が激化していることに加えて、公正取引委員会による調査が行われている消防救急デジタル無線機器の納入にかかる取引について、将来発生する可能性に備えた費用を計上したことなどが響く。なお、営業利益は136億円(同15.7%減)で従来予想を据え置いた。
あわせて発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高1111億2200万円(前年同期比16.3%減)、営業利益59億6600万円(同53.5%減)、最終利益36億3200万円(同58.7%減)だった。
同社では同時に、映像・通信事業などで早期退職者を募集すると発表した。なお、17年3月期業績に与える影響は現在精査中としており、通期予想に織り込んでいない。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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