<動意株・22日>(大引け)=八洲電機、MORESCなど
MORESCO<5018.T>=3日ぶり反発し昨年来高値更新。同社は21日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想を修正し、最終利益の見通しを7億円から11億3000万円(前期比83.7%増)に引き上げた。あわせて自社株買いと中期経営計画も発表した。中国企業の完全子会社化に伴う負ののれん発生益の計上などが最終利益を押し上げる。中国での内需回復の遅れや、日本国内での素材および合成潤滑油の主要顧客における需要減などの影響で、今期の売上高と営業利益の見通しは下方修正した。自社株買いは、取得総数8万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.87%)、取得総額1億円を上限とする。中期経営計画では27年2月期に売上高380億円(24年2月期見通しは318億円)、営業利益27億円(同11億2000万円)に伸ばす目標を掲げた。
日本信号<6741.T>=大幅反発。同社はこの日、台湾交通部鉄道局から「台湾・花東線の設備更新・改修事業 (信号電子連動装置更新、変電、電力監視制御システム及び通信システム改修)」を受注したと発表。これが材料視されている。受注金額は約54億台湾ドル(約254億円)、工事期間は今年1月〜2028年12月。信号電子連動装置更新をはじめとした花東線(花蓮〜知本間)の複線化に関する事業という。
マーキュリアホールディングス<7347.T>=3日ぶり急反発で昨年来高値に急接近。同社は21日取引終了後、マニエスグループ(東京都千代田区)と台湾でのメガソーラー共同開発に関して業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。第1号案件として、双方共同で設立したプロジェクトカンパニーを通じて、台湾中部地方での設備容量100~150メガワット規模となる漁電共生型太陽光発電所の開発権を獲得。27年度末の完工を目指すとしている。
Aiming<3911.T>=急伸。21日取引終了後にコロプラ<3668.T>との間で資本・業務提携すると発表。これを好感した買いが膨らんでいる。ゲーム開発に必要な人材などのリソースを相互に利用し、新規オンラインゲームの共同開発などを進めていく構え。コロプラはAimingが実施する第三者割当増資を引き受け、Aiming株の14%を握る大株主となる見通し。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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