各セグメント好調で業績上方修正
1月31日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比24.1%増の72億円に伸び、通期計画の75億円に対する進捗率は96.1%に達し、5年平均の79.9%も上回った。
B&P(Business & Plus)市場においては、海外でフレームレスモニターの販売が欧州において好調に推移したことや、ヘルスケア市場でも欧州及び北米で診断用途向けモニターや手術室及び内視鏡用モニターの販売が好調だったことが寄与した。
3月13日、業績修正を発表した。18年3月期の連結経常利益を従来予想の75億円から96億円に28.0%上方修正した。B&P(Business & Plus)やヘルスケア市場向け等で販売が好調であることや、アミューズメント市場向けでは計画に対しては上回る見通しであるためとしている。
チャート面では1月中旬から下落後、200日線にサポートされて推移している。5分足では一目均衡表の抵抗帯(雲)より上で推移しており、短期的には上昇傾向。三役好転となれば、一段と騰勢が強まり、上昇を期待する。
業種:電気機器
時価総額:1126.3億円
PER:15.86倍
PBR:1.17倍
11:15追記 円安効果も業績上振れに寄与。ギャップアップスタートし、現在ストップ高となっている。後場の動きにも注目していきたい。