ブランド製品事業の売上高は前年同期比34.8%増の260.53億円、セグメント利益は42.76億円(前年同期は1.70億円の損失)となった。クリエイティブソリューションは、オンライン教育向け等の需要増加により、ディスプレイ製品及びペンタブレット製品の売上高が前年同期を大幅に上回ったことなどから、大幅な増収となった。一方、ビジネスソリューションは、営業活動の制約が生じ、主に欧州での減少が影響した結果、売上高が前年同期を下回った。
テクノロジーソリューション事業の売上高は前年同期比6.1%増の292.73億円、セグメント利益は同27.0%増の64.81億円となった。AESテクノロジーソリューションは、生産、サプライチェーンオペレーションの制限があった中、売上高が前年同期を僅かに下回った。EMRテクノロジーソリューション他は、OEM提供先のメーカー向けの売上高が増加した結果、増収となった。
2021年3月期通期については、5月8日付の前回発表予想でのレンジ記載から、不確実性の高い収益機会は予想に計上せず現時点で想定しうるリスク要因を優先的に予想に反映した単一記載に見直したうえで、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比11.8%増(前回予想比11.2%増~8.2%増)の990.00億円、営業利益が同61.7%増(同60.7%増~38.5%増)の90.00億円、経常利益が同69.4%増(同57.1%増~35.4%増)の88.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同60.8%増(同57.5%増~37.0%増)の63.00億円とし、過去最高更新(2014年3期以来)を現時点で見込んでいる。
第3四半期以降の見通しについては、第2四半期までの業績がオンライン教育等による新規需要に加えて既存クリエイティブ関連の需要前倒し等からもたらされたと認識したうえで、景況感や感染の影響等によるリスクも考慮したとしている。
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