―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ニチダイ <6467>
19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比67.0％増の3.1億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の4.3億円に対する進捗率は74.2％に達し、5年平均の46.5％も上回った。
★No.2 あじかん <2907>
19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比71.5％増の3.6億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は61.2％に達し、5年平均の28.3％も上回った。
★No.3 ラック <3857>
19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.8倍の1.1億円に急拡大したが、4-9月期(上期)計画の5億円に対する進捗率は22.8％となり、5年平均の21.1％とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6467> ニチダイ ＪＱ +21.88 8/ 1 1Q 67.02
<2907> あじかん 東２ +8.66 8/ 1 1Q 71.50
<3857> ラック ＪＱ +4.93 8/ 1 1Q 475.00
<6307> サンセイ 東２ +2.89 8/ 1 1Q －
<5729> 日精鉱 東２ +1.43 8/ 1 1Q -5.85
<6722> Ａ＆Ｔ ＪＱ +0.63 8/ 1 上期 -50.81
<5758> ＦＣＭ ＪＱ +0.56 8/ 1 1Q 272.00
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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