決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 富士通コン、ＧＭＯ－ＦＨ、エイトレッド (7月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　富士通コン <6719>
　19年3月期の連結最終利益を従来予想の3億5000万円→4億5000万円(前期は2億円)に28.6％上方修正し、増益率が75.0％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　エスティック <6161>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比55.3％増の3.9億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の7.1億円に対する進捗率は55.2％に達し、5年平均の50.9％も上回った。

★No.3　エイトレッド <3969>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比65.7％増の5800万円に拡大し、4-9月期(上期)計画の1億7500万円に対する進捗率は前年同期の21.9％を上回る33.1％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6719> 富士通コン 　　東２ 　 +10.94 　　7/26　　　1Q　　　　赤転
<6161> エスティック 　東２　　 +6.44 　　7/26　　　1Q　　　 55.34
<3969> エイトレッド 　東Ｍ　　 +3.34 　　7/26　　　1Q　　　 65.71
<7177> ＧＭＯ－ＦＨ 　ＪＱ　　 +2.20 　　7/26　　上期　　　　　－
<7299> フジオーゼ 　　東２　　 +1.37 　　7/26　　　1Q　　　-30.40

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース